世の中には、メンタルヘルスや心理学に関する「それっぽい用語」があふれています。しかし、その言葉の本当の意味を誤解したまま使っていることも少なくありません。 その言葉の本来の定義を、少しだけ整理してみましょう。
言葉の本当の意味を知る
「自己慈悲(セルフ・コンパッション)」とは?自分に優しくすることがもたらす強さ。この言葉を聞いて、あなたはどんなイメージを持ちますか? 実は、心理学や研究の世界(出典:クリスティン・ネフのセルフ・コンパッション研究)で定義されている本来の意味は、世間一般的に使われているニュアンスとは少し異なる場合があります。
本来の定義を知ることは、自分にプレッシャーをかけるためではなく、もっと柔軟に自分と付き合っていくための「新しいメガネ」を手に入れるようなものです。
自分が一番大切
自分を褒めて、自分に優しくできるのは自分しかいない。 他の人に優しい言葉をかけてもらうことはできるが、自分がどんなことで傷つき悲しんでいるのか、それを理解できるのは自分しかいません。 「今の自分にはこの物事がつらかったんだ。」と自分と対話して「今日は頑張ったね。」と自分に優しくしてあげることで、次はこういう気持ちにならないように気を付けるべき点が見えてきます。 周りは同じことでもできているのに自分にはできていないと悲しむことも減り、自分のできる最大限がわかるようになり、結果として自分に優しくできるようになりました。
「こうでなければ」という枠を外す
曖昧だった言葉の定義が整理されると、「なんだ、そういうことだったのか」「無理に今の自分を変えなくてもいいんだ」と気づくことができます。 自分を当てはめようとしていた窮屈な枠から、少しだけ抜け出せるきっかけになるかもしれません。
答えを出さずに、いまの気分を置いておく
「これまでのアプローチが違っていたかも」と気づいたときは、無理に新しい行動を起こさなくても大丈夫です。 まずは、今感じている「気づき」や「これまでのしんどさ」を、そっと言葉にしてみませんか。
きれいにまとまっていなくても構いません。「答えを出す」ためではなく、ただ「いまの気分を置いておく」ための場所として、まめここのノートが使ってみてください。