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Mamekoko Yomimono

悲しみや怒りは「消すべき感情」ではない。ネガティブな感情の重要な役割

2026-03-17

私たちが「常識」だと思い込んでいる心の働きや習慣。実はそれが、自分を苦しめる原因になっているかもしれません。 世間でよく言われるメンタルケアの「大きな誤解」について、少し視点を変えて考えてみます。

それは本当に「正しい」のだろうか?

悲しみや怒りは「消すべき感情」ではない。ネガティブな感情の重要な役割。私たちは無意識にそう信じ込まされ、それができない自分を責めてしまうことがあります。 しかし、心理学や行動科学の知見(出典:進化心理学における不快感情の適応的意義)によれば、必ずしもそのアプローチが全員にとっての正解というわけではないことが示唆されています。

むしろ、その「正しさ」に固執することが、かえってメンタルを悪化させたり、行動を制限させたりするケースもあるのです。

悲しい気落ちも大切な自分の一部

「悲しい」この気持ちは自分にとって邪魔な感情だと思ったことがあります。 自分の気持ちが尊重されていない、親からそんな扱いを受けて育ってきた私は悲しいと思わないことが自分にとって最適解なのだとそう思いながら生きてきました。 志望校に落ちた時も悲しいよりも「親の思い通りにならなかった、よかった」と変に安堵してしまったことを鮮明に覚えています。 ですが、社会に出て悲しい思いをした時に「この悲しい気持ちはいらないんじゃなくて、その時に自分が受け止められなかっただけ」なんだと知ることができました。 それからは悲しいと思った時に自分で自分自身を抱きしめてあげることで今はこの感情ともうまく付き合えるようになりました。

完璧な正解よりも、自分に合う「抜け道」を

一般的な思い込みや「こうするべき」という呪縛から離れてみると、もっとあなたらしく、楽に生きられる別のルートが見えてきます。 すべてを完璧にこなそうとする強迫観念を手放し、「自分なりのやり方でいい」「休むことも戦略だ」と、視点を一段変えてみましょう。

答えを出さずに、いまの気分を置いておく

「今まで無理していたんだな」と気づいた日は、これ以上がんばろうとしなくて大丈夫です。 「疲れた」「やりたくない」といった世間的にはネガティブとされる本音も、ここでは誰にも迷惑をかけません。

きれいにまとまっていなくても構いません。「答えを出す」ためではなく、ただ「いまの気分を置いておく」ための場所として、まめここのノートが使ってみてください。