世の中には、メンタルヘルスや心理学に関する「それっぽい用語」があふれています。しかし、その言葉の本当の意味を誤解したまま使っていることも少なくありません。 その言葉の本来の定義を、少しだけ整理してみましょう。
言葉の本当の意味を知る
「完璧主義」とは何か?適応的な完璧主義と、自分を苦しめる完璧主義の違い。この言葉を聞いて、あなたはどんなイメージを持ちますか? 実は、心理学や研究の世界(出典:フロストの多次元完璧主義尺度)で定義されている本来の意味は、世間一般的に使われているニュアンスとは少し異なる場合があります。
本来の定義を知ることは、自分にプレッシャーをかけるためではなく、もっと柔軟に自分と付き合っていくための「新しいメガネ」を手に入れるようなものです。
自分の完璧主義の苦しさ
私は自分の中で完璧にしておかないとと自分に枷をかけ苦しんでいた時期があります。 その考えのせいで周りと距離ができてしまい仲間はずれにされたりすれ違いが起きていました。 ですがそれは自分にとって完璧であって、他の人にとっては煩わしいものなのだと大人になって理解しました。 それからは自分の中の完璧の判定を少しゆるめ、完璧でなくても良いと思うようになりました。
「こうでなければ」という枠を外す
曖昧だった言葉の定義が整理されると、「なんだ、そういうことだったのか」「無理に今の自分を変えなくてもいいんだ」と気づくことができます。 自分を当てはめようとしていた窮屈な枠から、少しだけ抜け出せるきっかけになるかもしれません。
答えを出さずに、いまの気分を置いておく
「これまでのアプローチが違っていたかも」と気づいたときは、無理に新しい行動を起こさなくても大丈夫です。 まずは、今感じている「気づき」や「これまでのしんどさ」を、そっと言葉にしてみませんか。
きれいにまとまっていなくても構いません。「答えを出す」ためではなく、ただ「いまの気分を置いておく」ための場所として、まめここのノートを使ってみてください。