心がざわつくとき、頭の中の主語が「他人」になっていませんか?
「あの人はどう思うだろう」「みんなはできているのに」「もっと評価されるべきだ」。 他人の視線や評価が、自分の気持ちの中心を占めてしまう。これは、SNSのような広い世界にいると、ごく自然に起こることです。
そんなとき、日記が助けになります。
「書く」ことは、主語を自分に戻すトレーニング
日記に書く言葉の主語は、自然と「私」になります。
- 「私は、今日こんなことがあって、こう感じた」
- 「私は、これが好きだと思った」
- 「私は、少し疲れているのかもしれない」
たとえ一行でも、「私」を主語にして言葉を紡ぐ。これは、外に向いていた意識のベクトルを、自分の内側へと戻す、シンプルで力強いトレーニングです。
誰かに見せるためではない、評価もされない場所で、「私は」から始まる言葉を置く。その積み重ねが、「他人は他人、自分は自分」という、穏やかで揺るぎない境界線を育んでくれます。
小さな一歩
今日、まめここに一行だけ、主語を「私」にして書いてみてください。
「私は、今日の空の色が好きだった」 「私は、少し眠い」
どんなに些細なことでも構いません。 自分の感覚や気持ちを、ただ、そのまま言葉にしてあげる。それが、自分を大切にするということの、具体的な第一歩になります。
シリーズリンク
- 第1編:構造としての比較
- 第2編:用語整理
- 第3編:承認欲求
- 第4編:世界を狭く持つ
- 第5編:7日実験
- 第6編:主語を「私」に(この回)
あなたの言葉が、あなた自身の味方でありますように。